レモンバームというハーブティーの種類

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レモンバームというハーブティーの特徴

レモン三銃士という言葉をご存知ですか?

 

これは「レモン」という名前の付くハーブティーとして有名なレモンバーム、
レモングラス、レモンバーベナの総称です。

 

また、レモンマートルを加えて「レモン四銃士」と呼ぶこともあります。

 

レモンバームは、地中海東部地方原産の植物です。

 

現在は、南ヨーロッパを中心に全世界で栽培が行われており、ハーブ
ティーだけでなく、料理や化粧品など幅広い分野で用いられています。

 

今回は、ハーブティーの種類の1つ「レモンバーム」の味や香りの特徴、
気になる効果や効能をご紹介します。

ハーブティーの種類「レモンバーム」の味と香り

レモンバームは、古来よりハチミツを採取するために栽培が行われていた
植物です。

 

耐寒性に優れていて、誰でも簡単に栽培が行えるため、初心者でも
カンタンに育てることができます。

 

また、室内でもスクスクと育つため、アパートやマンションにお住いの方で
家庭菜園をしてみたいという方々からも人気があります。

 

レモンバームは、中世の時代から「長寿のハーブ」と呼ばれ、毎日飲み
続けることで長生きできるという云い伝えがあります。

 

ナント、レモンバームのハーブティーを飲み続けたことで100歳以上生きた
という方もいらっしゃるから驚きです。

 

レモンバームは、別名「メリッサ」と呼ばれており、ギリシア語で「ミツバチ」
という意味を表します。

 

春から秋にかけて可憐な純白の花を咲かせ、甘い香りでミツバチを誘い
出すことから、この名が付けられたそうです。

 

レモンバームのハーブティーの味と香りは、レモンのようなスッキリ爽やかな
香りと、ほどよい甘みが特徴です。

 

酸味はほぼ感じられず、優しい味わいのまろやかなハーブティーです。

 

シングルでも十分おいしいのですが、レモン三銃士とブレンドしたり、カモ
ミールやローズレッド、ローズマリーなど様々なハーブとブレンドするのも
良いでしょう。

ハーブティーの種類「レモンバーム」効果・効能

レモンバームは、13世紀にグレランモーガン公ウェリンが毎日愛飲していた
おかげで、108歳まで長生きしたという伝説が残っています。

 

また、サイデナム在住のジョン・ハシーという男性は50年間毎日欠かさず
レモンバームのハーブティーを飲み続けたため117歳まで生きたと言われて
います。

 

レモンバームを飲むことで長生きできるかどうかは、ハッキリしていませんが、
欧州を中心に、レモンバームの長寿伝説は長く受け継がれています。

 

もしかしたら、レモンバームには、何か特別な「長生き成分」があるのかも
しれませんね。

 

では、レモンバームが持つ効果・効能をご紹介しましょう。

 

【気分をリフレッシュする効果】

 

レモンバームには、シトロネラール・シトラール・ゲラニアールという芳香成分
が含まれています。

 

これらの成分には気分を一新させ、神経を鎮静させて心を穏やかにさせる
優れた効能があります。

 

そのため、抑うつ症改善、呼吸と脈拍の鎮静、血圧上昇抑制、平滑筋
の痙攣を鎮めることが可能です。

 

また、これらの芳香成分には強壮効果が備わっています。

 

心臓や神経系、消化器系、子宮を健康にする効果が期待できます。

 

【アレルギー諸症状の緩和】

 

レモンバームには、ロズマリン酸というポリフェノール化合物が含まれます。

 

ロズマリン酸には、アレルギーを引き起こすヒスタミンの分泌を抑制させる
働きがあります。

 

そのため、花粉症の方はレモンバームのハーブティーを、花粉が飛散する
一カ月くらい前から常飲すると良いでしょう。

 

【殺菌効果】

 

レモンバームはシソ科の植物なので、ミントやラベンダーなどと同じく優れた
殺菌効果があります。

 

そのため、体臭や口臭を予防し、改善することができます。

 

さらに、抗ウイルス・発汗・抗菌作用もあり、風邪やインフルエンザ対策に
ももってこいです。

 

他にも、不眠症や月経不順で悩んでいる方にもオススメですので、ご自身
の症状に合わせてレモンバームを飲むと良いでしょう。

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