ハーブティーが甘いって、どうして?
ハーブティーそのものが甘いって信じられますか?
ハーブティーにはお砂糖を入れているわけでもないのに、甘いハーブティーがあります。
ちょっと不思議な気がしますが、実際に甘いハーブティーは存在するのです。
しかも、そのハーブティーは甘いだけではなく、私たちにとってありがたい効能があります。
今回は、そんな甘いハーブティーをご紹介します。
甘いハーブティーには、どんな種類があるの?
甘いハーブティーには、どんな種類のものがあるのでしょうか?
まず、最初にご紹介する甘いハーブティーは、リコリスです。
リコリスは、ヨーロッパやアジア原産のマメ科カンゾウ属の多年草の根を乾燥させたハーブです。
紀元前500年ころから医療に使われており、漢方では「甘草」として利用されています。
リコリスに含まれるグリチルリチンには抗炎症、抗ウィルス作用があり、咳を鎮めたり、淡を取り除くなどの効果があります。
続いてご紹介する甘いハーブティーは、ステビアです。
ステビアは、南アフリカやパラグアイ原産のキク科ステビア属の多年草の葉を乾燥させたハーブです。
ステビアは、砂糖の200〜300倍の甘さを持つともいわれる非常に低カロリーな天然の甘味料です。
ステビアは、低カロリーで甘みを加えることができるので、糖尿病の治療にも使われます。
また、ステビアのハーブティーは、肥満予防やダイエットにも有効です。
それ以外にも胃腸の調子を整えたり、アレルギーやアトピー性皮膚炎などの症状にも効果があることが分かってきました。
甘いハーブティーの飲み方とオススメの利用方法は?
では、甘いハーブティーをおいしく飲むための方法と、おススメの利用方法についてご説明します。
甘いハーブティーのリコリスティーは、ティーカップ1杯に対して小さじ1のリコリス、熱湯を注ぎ約5分蒸らします。
リコリスティーは、強い甘みと森や土の香りがするハーブティーです。
蒸らす時間が長くなると甘みが増します。
リコリスティーは、少しとろみのあるハーブティなので、のどの調子を整えたい時や風邪の予防として飲むのがおすすめです。
しっかり喉をコーティングしてくれます。
2つ目にご紹介した甘いハーブティーのステビアティーは、ティーカップ1杯に対して小さじ1/3のステビア、熱湯を注ぎ約3分待ちましょう。
ステビアティーには強烈な甘みを感じますが、スーとした爽快感もあるハーブティーです。
甘すぎると感じる方はステビアの量を少なくしましょう。
ちなみに、他の使い方としては、ステビアティーで洗顔をすると、抗酸化作用と保湿作用により、お肌の保湿効果やニキビ予防など美肌効果があるので、ぜひお試しください。
甘いハーブティーに興味を持っていただけましたか?
甘いハーブティーは飲むだけではなく、飲む以外にも利用方法があるんですね。