ハーブティーで更年期障害を乗り切るだって?
ハーブティーを飲むことで更年期障害を乗り切るんだ!という方が、私の知り合いにいます。
女性は更年期になると、のぼせ、ほてり、めまい、多汗、冷え、頭痛、不眠、イライラからくるストレスなどの不安愁訴が起こりやすくなります。
そんな更年期障害とハーブティーとの関係はちょっとイメージしづらいかも知れません。
そこで、今回は更年期障害に対して効果的と言われるハーブティーの種類やその理由、また効果的な活用法についてご説明します。
ハーブティーが更年期障害に良いと言われる理由は?
ハーブティーが更年期に良いと言われる理由は、どこにあるのでしょうか?
更年期障害の不快症状は、女性ホルモンの減少、自律神経の乱れが原因のものが多いです。
しかし、ハーブティーを積極的に取り入れることで、女性ホルモンを調整し、自律神経のバランスを整え、更年期症状の緩和や改善に役立ちます。
実際に、欧米では更年期障害の改善のためにハーブティーが広く普及しています。
それでは、更年期障害に効果があるハーブティーをご紹介しましょう。
まず、セントジョンズワートのハーブティーは、自律神経を整える作用があるので、ストレスや不安を取り除き、更年期のイライラを緩和します。
ジャーマンカモミールは、更年期のイライラによく効きます。
ジャーマンカモミールのハーブティーには体温を温める働きがあるので、更年期の冷え性を解消し、リラックス効果もあります。
サフラワーは冷え性、生理不順、イライラなど更年期障害全般ににおすすめです。
チェストベリーは、女性ホルモンのバランスを整えるので、「女性のためのハーブ」という別名があるほど更年期障害全般によく効きます。
ハーブティーで更年期障害を緩和するための飲み方は?
ハーブティーによって更年期障害を緩和するためには、どのようにして飲めば良いのでしょうか?
たとえば、セントジョンズワートティーは、やわらかな甘い香りに爽快感がありクセのないすっきりとした味です。
ホットハーブティーでもアイスハーブティーでも同じように更年期障害に対して効果的と言われています。
セントジョーンズワートティーは、長く蒸らすとコクがでてさらに効果が高まります。
ジャーマンカモミールは、身体を温める作用があるので、ぜひホットハーブティーでいただきましょう。
また、抗酸化作用があるポリフェノールを含んでいるので、更年期に限らずアンチエイジングにも効果的ですので、継続して飲み続けることをおすすめします。
サフラワーのハーブティーは、優しいフローラルな香りで、まろやかであっさりした味わいです。
ティーとしての利用のほかに、そのままバスタブに入れて入浴剤としても利用できます。
チェストベリーはすっきりした香りと風味ですが、やや苦味があります。
他のハーブティーとブレンドすると全体的に苦い味わいになるので、シングルで飲むのがよいでしょう。