ハーブティーで「うがい」をするですって?
ハーブティーでうがいをすると言ったら驚く方がいらっしゃるかも知れませんね。
殺菌作用、抗炎症効果を持つハーブティーは飲むことによって免疫が高まり、病気になりにくくなると言われています。
このようなハーブティーは飲むだけでなく、うがいに使うことでその効果を最大限に引き出すことができます。
ここでは、ハーブティーによるうがいについてご説明したいと思います。
ハーブティーでうがいに効果的なのはどれ?
ハーブティーの中で、うがいに効果的なものには、どんな種類があるのでしょうか?
それでは、うがいに使うのに適したハーブティーをご紹介します。
まずは、タイムのハーブティーです。
タイムに含まれるティモールには殺菌作用や発汗作用があります。
痰を取り除く効果もあります。
また、炎症を鎮める作用もあり、特にタイムのハーブティーでうがいをすると扁桃炎に効果的だと言われています。
続いて、うがいに効果的なハーブティーは、エキナセアティーです。
エキナセアティーはメディカルハーブとも呼ばれ、万能薬として昔から使われて来ました。
エキナセアのハーブティーは、風邪やインフルエンザの予防とそれらの症状を和らげる効果があり、扁桃炎、気管支炎や咳にもとても効果的です。
最後にご紹介するうがいに良いハーブティーは、ミントティーです。
ミントティーには、強力な殺菌作用があります。
ミントに含まれるメントールは鼻づまりにとても効果があります。
口内炎の治療にも使われるなど口腔環境を整える効果もあります。
うがいにハーブティーを使うにはどのようにすればいいの?
ハーブティーをうがいに使うためには、どのように使用すれば良いのでしょうか?
それぞれご紹介します。
タイムのハーブティーをうがいに使う場合は、飲む時よりも濃い目に作りましょう。
冷ましてから使います。
また、タイムでうがい薬を手作りすることもできます。
タイムを4gとウォッカ120ccをガラス瓶に密閉保存し、1週間も経てばうがい薬の完成です。
コップに小さじ1/2入れてうがいに使いましょう。
エキナセアもハーブティーと同様に、是非うがい薬を手作りしてください。
エキナセア4gとウォッカ100ccをガラス瓶に完全密封し、2週間待ちます。
コップに数滴たらし、うがいに使います。
また、エキナセアは体に取り込むことで免疫を高めてくれるので、ハーブティーとして1日3回程度飲むのもよいでしょう。
ミントティーも、うがいのためには濃い目に煎れます。
そして、しっかりと冷ましてからうがいに使いましょう。
ハーブティーのうがい薬はうっかり飲んでしまっても大丈夫なので、お子さんにも安心して使うことができます。
飲む以外にも上手にハーブティーを活用して、免疫を高め、いつも健康でいたいですね。