トゥルシーというハーブティーの特徴
ハーブティーの王様と称される「トゥルシー」をご存知でしょうか?
トゥルシーとは、インドの伝統医学アーユルヴェーダで「不老不死の霊薬」
と呼ばれています。
優れた薬効を持つハーブとして、古くから人々の心と身体を癒してきた
薬草です。
トゥルシーは別名「ホーリーバジル」と呼ばれていて、万能ハーブとして
活用されるバジルの1種です。
タイの有名な料理ガパオに使用されているので、「聞いたことはないが
食べたことはある」という方も多いでしょう。
今回は、そんなトゥルシーという種類のハーブティーの味わいや、優れた
効果・効能についてご紹介します。
トゥルシーのハーブティー 味や香りの特徴
トゥルシーは、フレッシュバジルと同じメボウキ属に分類される薬草です。
大きいものは60cmまで成長すると言われ、葉から強い香りが感じられる
のが特徴です。
インドのヒンドゥー教では、女神クラシュミーの化身とされ、聖なる植物
として扱われています。
また、死神を寄せ付けないハーブとして家を守る効果があると信じられて
います。
現在でも、ヒンドゥー教の寺院周辺にはトゥルシーがたくさん植えられて
います。
そんなインド国民たちから長年愛されているトゥルシーのハーブティーは
一体どんな味や香りがするのでしょうか?
トゥルシーは、スイートバジルより香りが強く、刺激的なスパイスの香りの
中に、ミントのような清々しい爽やかさが広がるのが特徴です。
そのため、少しクセのあるハーブティーになると思われがちです。
しかし、実際のところは、初めての方でも飲みやすい、とても人気の高い
お茶となのです。
また、トゥルシーは、花ビラと一緒に入れた方が香りが強く現れます。
香りをより愉しみたい方は、花と葉を一緒にティーポットへ入れると良い
でしょう。
トゥルシーのハーブティー 効果・効能
トゥルシーのハーブティーは、カモミールやセージなどとは異なり、少しだけ
マイナーなお茶です。
きっと、その存在を知らない方も大勢いらっしゃることでしょう。。
また、よくフレッシュバジルと間違えられることも多いんですよね。
では、そんなトゥルシーのハーブティーに秘められた効果・効能をご紹介
します。
【アンチエイジング効果】
トゥルシーには、オイゲノールやカリオフェレン、ウルソール酸などの抗酸化
作用を持つ成分がたっぷり含まれています。
そのため、美容効果や老化予防・改善に効果を発揮すると言われています。
特に、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを抑制し、若返りホルモン
「DHEA」を活発にさせる働きがあります。
美と若返りを目指す女性には、特にオススメです。
【抗菌】
トゥルシーの葉には、抗菌作用を持つ「ジエチルエーテル」が含まれます。
そのため、黄色ブドウ球菌や大腸菌などが体内で繁殖するのを防いで
くれます。
他にも以下のような効果・効能を発揮することが判明しています。
- 生活習慣病の予防
- 月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)の改善
- 放射煎被曝によるDNAの損傷を修復
- 呼吸器系疾患の改善
- 冷え性改善
- 肝機能低下を予防
トゥルシーは、主に免疫機能の向上と新陳代謝の活性化にm効果を
発揮してくれます。
「最近、何となく体調がすぐれない」という方は、1度飲んで見ることを
おススメします。