ハーブティーで「うつ病対策」は可能なの？
ハーブティーには精神に働きかけてくれる効果があります。
その中でも「うつ病」は年々増加していると言われていますが、ハーブティーで
症状を改善できることが分かってきました。
うつ病とは、過度なストレスや不安、悲哀に焦燥、苦悶感などによって、
精神活動が抑えられ、妄想などを抱くようになる病気です。
ところが、薬効の高いハーブを煎じたハーブティーには、「うつ病」の症状を
緩和させる効果を持つものもあるのです。
今回は、そんなうつ病対策に効果のあるハーブティーをご紹介します。
うつ病対策に効果的なハーブティーとは？
ハーブティーでうつ病を予防・改善する場合、リラックス効果、精神安定
効果があるものを選ぶことがおすすめです。
では、うつ病対策にオススメのハーブティーをいくつかご紹介します。
【オレンジピール】
華やかで甘酸っぱいハーブティーとして知られる「オレンジピール」には、
「抗うつ効果」が備わっています。
オレンジピールには、スイート・ビターの2種類のフレーバーがありますが、
優れた抗うつ効果を持っているのはビターだと言われています。
気分が落ち込んでいる時や、なかなか寝付けない時に、オレンジピール
を飲むと気分が一新し、安眠することができます。
【ジャスミン】
優雅でエキゾチックな香りと、まろやかな味を持つジャスミンには、優れた
「抗うつ作用」と「リラックス効果」があります。
仕事や学校などの人間関係で疲れた時や、嫌なことがあった時、気分が
落ち込んでいる時に飲むと良いです。
心を落ち着かせ、緊張して強張った筋肉を解き解してくれますよ。
【バジル】
ハーブの女王のラベンダーと対を成すバジルは、「ハーブの王様」と称され
イタリア料理には欠かせない薬草の1つです。
バジルは、現在150種を超える品種が世界各国に存在しますが、料理の
材料として用いられているのはスイートバジルです。
リラックス効果が備わっていますので、イライラや不安を取り除き、心身共
にリフレッシュできます。
疲れが溜まってきたと感じた時、飲むと良いでしょう。
【ローズマリー】
ローズマリーには、優れた集中力・記憶力向上効果があります。
ローズマリーのハーブティーは、独特な味わいが特徴のため、どちらかという
と、上級者向けのハーブティーです。
抗うつ効果をはじめ、血行促進、リラックス作用、抗菌効果、利尿作用、
消化促進など、健康と美容に絶大な効果を発揮します。
【セントジョーンズワート】
セントジョーンズワートは、日本では「西洋弟切草」という名で親しまれて
います。
地球上に存在するハーブの中で、最もうつ病に効果があると言われている
薬草です。
最先端の医療技術のドイツでは、セントジョーンズワートは「ハッピーハーブ」
と呼ばれ、軽度のうつ病を患う方々に処方されています。
アメリカでは「サンシャインサプリメント」と呼ばれ、うつ病の改善だけではなく、
ストレス解消や不安感、イライラなどを解消するために用いられています。
人間関係で悩んでいる方や、ストレスによるイライラを解消したい方は、セント
ジョーンズワートのハーブティーを1杯飲んでみると良いでしょう。
その他、うつ病対策に効果的なハーブティーとは？
その他にも、うつ病対策に効果的なハーブティーとしては、リラックス効果
が高く、ストレスを解消できる「カモミール」。
精神安定に効果のあるパッションフラワーや、優れたリラックス効果を持つ
「ラベンダー」。
抗うつ作用を持つ「ロベージ」、多方面で活躍中の「スウィートマジョラム」
などもオススメです。
ご自身に合ったハーブティーを見つけてみてください。
うつ病は、ハーブティーだけではなく、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を
増加させる働きを持つトリプトファンやビタミンB6、マグネシウムに炭水化物等
を摂取して、バランスの良い食生活を送ると回復すると言われています。
身の回りにうつ病の方がいらっしゃるなら、ハーブティーと食事に気をつかい、
焦らず、ゆっくりと症状を改善して行きましょう。