クローブというハーブティーの種類について

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クローブというハーブティーの特徴

あなたは、クローブをハーブティーで召し上がったことはありますか?

 

クローブと言えば、スパイシーな香りを持つ香草です。

 

なので、肉や魚の臭み消しやスイーツのアクセントとして使用されます
よね。

 

きっと、あまりハーブティーの印象がないと思います。

 

クローブという名前の由来はフランス語の「Clou」に由来しています。

 

これを、日本語に訳すと「釘」となります。

 

クローブは、開花前のつぼみを摘み取って乾燥させたハーブですが、
まるで釘のような形だということで、この名前が付けられたんですね。

 

今回は、クローブをハーブティーにすると、どんな味や香りの特徴を持った
お茶になるのか?

 

そして、どんな効果や効能を得られるのか?について紹介します。

クローブのハーブティー 味や香りの特徴

クローブのハーブティーの味わいや香りについてご説明しましょう。

 

クローブは、熱帯・亜熱帯地方の常緑樹です。

 

原産国は、インドネシアのモルッカ諸島と言われています。

 

クローブが中国へ伝わったのが紀元前の頃と言われていて、当時から
歯痛や媚薬として用いられてきました。

 

また、欧州ではクローブを栽培できなかったことから、「金」と同等の価値
を持つハーブ
として評価されていたこともあります。

 

日本では、中国経由で5〜6世紀頃に伝わり、刀の錆止めなどに活用
されていたそうです。

 

クローブのハーブティーは、柑橘系の爽やかさとバニラのような素朴な甘さ
それとスパイシーな香が感じられます。

 

ピリッとした辛みと甘さを持った味が楽しめる特徴的なお茶なのです。

クローブのハーブティー 効果・効能

クローブのハーブティーの効果・効能をご紹介します。

 

【冷え性改善】

 

クローブティーには、身体をポカポカ温める効果があり、血行や血流を
スムーズにさせてくれます。

 

そのため、冷え性の改善や冷えによる腹痛、下痢を緩和させる働きが
あります。

 

さらに、消化器系への血液循環を整えてくれ、胃腸の働きを活発に
してくれます。

 

冷え性だけでなく便秘改善にも効果を発揮するので、1杯で2つの効果
を発揮できるのです。

 

【健胃作用】

 

クローブの芳香成分には、胃の働きを活発にさせる健胃効果があります。

 

クローブティーを食事と共に摂取すれば、胃酸の分泌を促し、食欲増進
や、消化機能を向上させる働きがあります。

 

また、中国では「丁子(ちょうじ)」という漢方薬として用いられています。

 

丁子は、消化不良や嘔吐、下痢を改善させる処方に使用されています。

 

【口臭改善】

 

クローブティーには、口臭を予防する効果も期待できます。

 

クローブには消臭効果があるため、口臭の発生を抑制する効果も期待
されています。

 

【鎮痛作用】

 

クローブは、昔から「歯医者さんのハーブ」という異名を持っています。

 

その理由は、オイゲノールという香気成分が、殺菌・鎮痛・鎮痙攣に効果
があるからです。

 

他にも、頭痛や胃痛、腰痛に関節痛、のどの痛みなど、あらゆる痛みを
解消できると言われています。

 

【風邪予防】

 

クローブに含まれる「オイゲノール」という香気成分には、抗ウイルス効果や
抗菌作用、免疫賦活効果があります。

 

そのため、風邪予防や悪化防止にも効果的です。

 

【生活習慣病予防】

 

オイゲノールには、近年の研究によって「過酸化脂質抑制効果」や
「血小板活性化因子抑制効果」があることが分かっています。

 

生活習慣病の予防に効果があることが立証されました。

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