ハーブティーで血糖値の上昇を抑えられるって本当?
ハーブティーを飲むと血糖値の上昇を抑えられると言ったら、驚く方もいらっしゃるでしょう。
ご存知のように血糖値が高いままだと、肥満症、脳梗塞、心筋梗塞などの病気になるリスクが高まります。
ハーブティーの中には、その血糖値の上昇を抑える働きをするものがあるのです。
ここでは、血糖値の上昇を抑えてくれると言われるハーブティーの種類や効果についてご説明します。
ハーブティーで血糖値の上昇を抑えてくれる種類は?
美味しくハーブティーを飲んで血糖値の上昇を防げるなんて、うれしいですよね。
では、早速ご紹介しましょう。
まず、ご紹介する血糖値に良いと言われるハーブティーは、ルイボスティーです。
ルイボスティーに含まれる「アスパラチン」と呼ばれるフラボノイドは、血糖値の急激な上昇を抑えます。
次に、アマチャヅルのハーブティーです。
アマチャヅルは、インスリンの分泌を促す作用のある「サポニン」を含みます。
血糖値の上昇を抑えるのがインスリンですから、食後の血糖値上昇の防止によく働きます。
また、ギムネマティーというハーブティーに含まれる「ギムネマ酸」は、小腸内で糖質の吸収を阻害し、血糖値の上昇を抑えます。
ハーブティーで血糖値上昇を抑制する効果的な飲み方は?
血糖値を抑えるために効果的なハーブティーの、それぞれの特徴や飲み方をご紹介しましょう。
まずルイボスティーは、渋みの少ない紅茶のような、後味がスッキリした味わいが特徴です、
ルイボスティーには、栄養成分も豊富でナトリウム、マグネシウム、亜鉛などミネラルが多く含まれます。
また、白髪改善に必要な色素細胞メラノサイトを活性させるカルシウムが豊富に含まれているハーブティーでもあります。
アンチエイジングにも良さそうですね。
アマチャヅルティーは甘く、後味はさっぱりしていています。
アマチャヅルに含まれるサポニンには神経の興奮やストレスを鎮める効果もあります。
副作用として、まれに薬疹が出ることがありますが、服用を止めれば治りますので、心配はいりません。
ギムネマティーはさわやかな香りで、やや苦味がありますが、クセがなく飲みやすいです。
ただ、ハーブティーの中でも有効成分を多く含んでいるため、特定の薬との飲み合わせを考える必要があります。
ルイボスティーとアマチャヅルティーは血糖値の上昇を抑えるために、毎食約30分前に飲むのが効果的です。
ギムネマティーは食事と一緒か、血糖値が上がり始める食後30分以内が最も効果が高まります。
これらのハーブティーは継続的に摂取することにより、血液中の血糖値と尿酸値を緩やかに保つ効果がありますので、やはり根気よく飲み続けることが大事です。