カモミールというハーブティーの種類について

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カモミールというハーブティーの特徴

カモミールは、日本では加密列(かみれつ)という名で親しまれています。

 

飲みやすいカモミールは、初めてハーブティーを愉しむ方でも、とても
親しみやすい味わいです。

 

カモミールという名は、ギリシャ語で「大地のリンゴ」という意味を表して
います。

 

別名「マザーリーフ」と呼ばれています。

 

カモミールは、世界最古の文化発祥地として有名なバビロニアで、既に
薬草として使用されていたと伝えらえています。

 

現代のように病院や薬がない時代でも、当時の人たちの心身を癒して
いたわけです。

 

では、そんなカモミールの味や香りの特徴、効果や効能についてご説明
します。

カモミールのハーブティー 味や香りの特徴

カモミールには、ジャーマン種ローマン種の2種類あります。

 

私たちが普段見かけるカモミールのハーブティーは、ジャーマン種のことを
指しています。

 

ジャーマン種もローマン種も、良く似た効果や効能を持っています。

 

両者の大きな違いは、ジャーマン種は花のみ、ローマン種は、葉や茎の
全草から香りを愉しめるのが特徴です。

 

カモミールをハーブティーにすると、ジャーマン種は、ほんのりと優しい甘み
が口の中に広がり、りんごのような瑞々しい香りが漂います。

 

それに対し、ローマン種はリンゴの香りが強く、若干苦みが感じられるため
アロマテラピーの精油や入浴剤などの原材料にされています。

カモミールのハーブティー 効果・効能

カモミールのハーブティーの主な効果・効能は以下の通りです。

 

【リラクゼーション作用】

 

カモミールのリラクゼーション効果は最も有名です。

 

勉強や仕事の後にカモミールティーを飲むと、高ぶった神経を鎮め、
リラックス効果が得られます。

 

また、カフェインが含まれておらず、就寝前に飲んで安眠効果を得ること
もできます。

 

【風邪や月経痛の緩和】

 

カモミールのハーブティーには、身体を温める効能があります。

 

そのため、欧州では昔から、子どもたちの風邪予防にカモミールティーを
飲ませているそうです。

 

さらに、女性特有の月経に関わる諸症状を緩和することができます。

 

月経が来る数日前から飲み続けると良いでしょう。

 

【粘膜の炎症を鎮静】

 

カモミールに含まれる「アズレン」という精油成分には、消化器系の炎症
を鎮める効果があるとされています。

 

そのため、歯肉炎や口臭等にお悩みの方にオススメしたいハーブティー
の1つです。

 

また、抗酸化作用を持つ「アピゲニン」という成分には、抗がん作用
老化防止・抗アレルギー効果があることが分かっています。

 

【美肌効果】

 

カモミールティーには、「美肌」を維持する効果や効能があります。

 

カモミールには、肌の新陳代謝や保湿効果を持つ「カモミラエキス」
いう成分が含まれています。

 

そのため、シミやそばかすの要因となる「メラニン色素」の生成を抑制
する作用があります。

 

【ダイエット効果】

 

カモミールは、食欲を抑えながら、疲労回復とストレス解消を同時に
行ってくれます。

 

ですから、心身ともにリフレッシュし、食べてストレスを発散する回数が
減少するでしょう。

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